疑問文の種類
疑問文には大きく分けて、Yes / No Question、疑問詞を使った疑問文、選択疑問文の3つの種類があります。
どの種類の疑問文を使うかで、相手にどのように答えて欲しいかが決まります。
それでは、一つずつ確認していきましょう!
① Yes / No Question
Yes / No Questionは以下の例文の様に、まず質問に対してYes. か No. で答える必要がある疑問文の事です。一般動詞の疑問文、be動詞の疑問文は基本的にYes / No Questionになります。
Do you have a dog? 「あなたは犬を飼っていますか?」
Yes, I do. / No, I don’t. 「はい、飼っています。/ いいえ、飼っていません。」
Are you a teacher? 「あなたは先生ですか?」
Yes, I am. / No, I am not. 「はい、私は先生です。/ いいえ、私は先生ではありません。」
② 疑問詞を使った疑問文
疑問詞を使った疑問文は以下の例文の様に、答え方が決まっておらず、質問に対して自由に答えます。Open-ended Questionと呼ばれることもあります。open-endedは「自由回答形式の」という意味や「無制限の」という意味がある形容詞です。
How many dogs do you have? 「あなたは犬を何匹飼っていますか?」
I have two dogs. 「私は犬を二匹飼っています。」
What is this? 「これは何ですか?」
This is a typewriter. 「これはタイプライターです。」
③ 選択疑問文
選択疑問文は以下の例文の様に「Aですか、それともBですか?」と相手に複数の選択肢を与えて、その中から選んで答えてもらう疑問文です。一般動詞の疑問文、be動詞の疑問文に A or B などの選択肢になる表現を加えて作ることができます。
Do you like tea or coffee? 「あなたはお茶が好きですか、それともコーヒーが好きですか?」
I like tea. 「私はお茶が好きです。」
Are you a teacher or a student? 「あなたは先生ですか、それとも学生ですか?」
I am a teacher. 「私は先生です。」
以下の例文の様に疑問詞のwhichを使えば、「AかBのどちらが~ですか?」と相手に尋ねることもできます。
Which do you like better, tea or coffee? 「あなたは、お茶かコーヒーどちらがより好きですか?」
I like tea better. 「私はお茶の方がより好きです。」
また、選択肢が目の前にある場合や、わざわざ選択肢を言わなくても明らかな場合は、あえて選択肢を表す A or B の部分を省略することもあります。
目の前に2冊の本がある状況で…
Which book do you want to buy? 「あなたはどちらの本を買いたいですか?」
I want to buy this book. 「私はこの本を買いたいです。」
目の前に2台の車がある状況で…
Which is your car? 「どちらがあなたの車ですか?」
That one is mine. 「あれが私のです。」
以下の様に選択肢が2択以上になる場合も、もちろんあります。
Did you come here by bicycle, car, or on foot? 「あなたはここに自転車で来ましたか、車で来ましたか、それとも徒歩で来ましたか?」
By car. 「車で来ました。」
まとめ
今回は、以前扱ったYes / No Question、疑問詞を使った疑問文の確認をしつつ選択疑問文解説をしました。
英会話を始めたばかりだと、疑問詞を使った疑問文で聞くと予想していなかった返しをされて、戸惑ってしまうこともあるかもしれません。
選択疑問文であれば、自分で用意した選択肢の中から相手に答えを選んでもらうので、そのような事態を防げるかもしれませんね!