【英文法】疑問詞を使った疑問文

疑問詞の種類

疑問詞は全部で以下の9種類あります。
主に疑問文で、相手に「だれ?」や「どこ?」などの具体的な情報をたずねるときに使います。

① what 「何?」
What is this? 「これは何ですか?」

      ② which「どれ?/どちら?」
      Which do you like, tea or coffee? 「あなたはお茶かコーヒーのどちらが好きですか?」

      ③ who「だれ?」
      Who are you? 「あなたは誰ですか?」

      ④ whose「だれの?」
      Whose car is this? 「これは誰の車ですか?」

      ⑤ whom「だれを?/だれに?」
      *Whom did you give the present to? 「あなたはだれにプレゼントをあげたのですか?」
      *会話では文頭のwhomは以下の様にwhoに置き換わることがほとんどです。
      Who did you give the present to?
      ただし、文末の前置詞toを文頭に付けた場合はTo whoとすることはできません。(理由についてはこちらの記事をどうぞ!)以下の様にTo whomとするのが正しいです。
      To whom did you give the present? 「あなたはだれにプレゼントをあげたのですか?」

      ⑥ when「いつ?」
      When will he come home? 「彼はいつ家に帰ってきますか?」

      ⑦ where「どこ?」
      Where is your dog? 「あなたの犬はどこですか?」

      ⑧ why「なぜ?」
      Why did you go to the post office? 「あなたはなぜ郵便局に行ったのですか?」

      ⑨ how「どのように?(方法)/どんな状態?(状態・様子)/どのくらい?(程度)/どのくらいの数・量?(数量)」
      How do you go to school? 「あなたはどのように学校に行きますか?」(方法)
      How was your breakfast? 「朝食はどうでしたか?」(状態・様子)
      How fast can you swim? 「あなたはどのくらい速く泳げますか?」(程度)
      How many dogs do you have? 「あなたは犬を何匹飼っていますか?」(数)
      How much water do you drink a day? 「あなたは一日にどのくらいの量の水を飲みますか?」(量)

      疑問詞を使った疑問文の語順

      疑問詞を使った疑問文の語順は、基本的には普通の疑問文の文頭に疑問詞を置いた形になります。
      疑問文は、be動詞の疑問文か一般動詞の疑問文かで形が異なるので、それぞれ別々に解説していきます。

      疑問詞+be動詞の疑問文
      be動詞の疑問文は「be動詞+主語~?」の語順です。
      Is he a math teacher? 「彼は数学の先生ですか?」

      疑問詞+be動詞の疑問文は「be動詞+主語~?」の文頭に疑問詞を付けて、「疑問詞+be動詞+主語~?」の語順になります。
      Who is he? 「彼は誰ですか?」

      疑問詞+一般動詞の疑問文
      一般動詞の疑問文は「do / does / did+主語+一般動詞の原形+~? 」の語順です。
      Does he teach math? 「彼は数学を教えますか?」

      疑問詞+一般動詞の疑問文の疑問文は「do / does / did+主語+一般動詞の原形+~? 」の文頭に疑問詞を付けて、「疑問詞+do / does / did+主語+一般動詞の原形+~? 」の語順になります。
      What does he teach? 「彼は何を教えますか?」

      疑問詞を使った疑問文は、普通の疑問文と違いYes. / No.で答えることはできず、質問の内容に具体的に答えたりI don’t know. 「分かりません。」などの様に答える必要があります。

      疑問詞が主語の疑問文

      「だれが~?」のように、疑問詞が文の主語になる場合は、「疑問詞+動詞~?」の語順になる。
      Who saw her? 「誰が彼女を見かけましたか?」
      What is in that box? 「何があの箱の中に入っていますか?」

      まとめ

      疑問詞を使った疑問文には様々な種類があります。疑問詞を使い分けることによって、様々な内容を具体的に相手にたずねることができます。まずはそれぞれの疑問詞の意味を覚えて、使い方をマスターしていきましょう!



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