英語の文の種類
英語の文には、肯定文、否定文、疑問文の3つの基本の形があります。この記事では、基本の3つに加えて命令文の形についても解説していきます。
それ以外にも否定疑問文、選択疑問文、感嘆文など様々な文の形がありますが、まずは3つの基本の文の形と命令文の形を整理していきましょう。
肯定文=「主語は~だ。/ ~する。」
肯定文は「主語は~だ。/ ~する。」のように、相手に単に情報を伝える文のことで、文末にはピリオド (.)を置きます。
be動詞を含む肯定文は、「主語+be動詞+~.」の語順になります。
例 My uncle is a chef. 「私の叔父はシェフです。」
一般動詞を含む肯定文は、「主語+一般動詞+~.」の語順になります。
例 My uncle cooks delicious dishes. 「私の叔父はおいしい料理を作ります。」
否定文=「主語は~ではない。/ ~しない。」
否定文は「主語は~ではない。/ ~しない。」のように、notなどの否定語を用いた文です。肯定文と同様に、文末にはピリオド (.)を置きます。
be動詞を含む否定文は、「主語+be動詞+not ~. 」の語順になります。
例 My uncle is not a chef. 「私の叔父はシェフではありません。」
一般動詞を含む否定文は、「主語+do / does / did + not+動詞の原形 ~. 」の語順になります。動詞は原形になります。
例 My uncle does not cook delicious dishes. 「私の叔父はおいしい料理を作りません。」
疑問文=「主語は~ですか?/ ~しますか?」
疑問文は「主語は~ですか?/ ~しますか?」のように、相手に質問をする文です。文末には*クエスチョンマーク (?)を置きます。*疑問符とも呼びます。
be動詞を含む疑問文は、主語とbe動詞の語順を入れ替えて「be動詞+主語 ~?」の語順になります。
例 Is my uncle a chef? 「私の叔父はシェフですか?」
一般動詞を含む疑問文は、「do / does / did+主語+一般動詞の原形+~? 」の語順になります。動詞は原形になります。
例 Does my uncle cook delicious dishes? 「私の叔父はおいしい料理を作りますか?」
命令文=「~しなさい。/ ~するな。」
命令文は相手に対して「~しなさい。/ ~するな。」のように、命令する文です。文末には*エクスクラメーションマーク(!)やピリオド (.)を置きます。*感嘆符とも呼びます。
命令文の主語は常に you になりますが、基本は主語を置かずに動詞の原形で文を始めるのが原則です。
「動詞の原形 ~! /.」の語順になります。否定文は「Don’t (Do not) +動詞の原形~! /.」の語順になります。
例 Be careful! 「気を付けて!」
Do your homework! 「宿題をやりなさい!」
Don’t be angry! 「怒らないで!」
Don’t play baseball here! 「ここで野球はしないで!」
命令する相手を強調したい場合には、命令文でも主語の you を文頭に置くことがあります。相手に指を指して命令するようなイメージになり、主語の you は強く発音します。「You+動詞の原形~! /. 」の語順になります。
例 You clean up your room! 「あなたが自分の部屋を掃除しなさい!」
まとめ
英文法には様々な文法単元がありますが、どれも肯定文、否定文、疑問文の3つの基本の形を使いこなせる必要があります。この3つに加えて、その他の文の形も自在に使いこなせて初めて、自分の言いたいことを正しく相手に伝えることができるようになるのです。苦手なものがないように、まんべんなく学習していきましょう!