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【英文法】完了不定詞 to have 過去分詞

目次

完了不定詞 to have 過去分詞

述語動詞の表す時制と不定詞の表す時は同じになります。
以下の例文を見てみましょう。

He seems to be a famous writer. 「彼は有名な作家らしい。」

述語動詞の seems は現在形で、「(今)~らしい。」という意味になっています。
同様に、不定詞部分の to be a famous writer も「(今)有名な作家である。」という意味になっており、述語動詞の時制と一致しています。

では、この文を「彼は有名な作家だったらしい。」のように、不定詞の部分だけを過去形にしたい場合はどうすれば良いでしょう?

そういった場合に使えるのが、完了不定詞です。

完了不定詞は、不定詞が述語動詞の時制よりも一つ前の時制を表すときに使われます。

形は、to have 動詞の過去分詞形 になります。

完了不定詞を使うと、「彼は有名な作家だったらしい。」は以下のようになります。

He seems to have been a famous writer.

述語動詞の seems は現在形のままで、「(今)~らしい。」となっています。

完了不定詞が表す時

完了不定詞は、述語動詞の時制よりも一つ前の時制を表すので、述語動詞が現在形なら完了不定詞は過去を表します。
これは、書き換えをすると分かりやすくなります。
先程の例文を時制の違いが分かりやすくなるように書き換えると以下のようになります。

He seems to have been a famous writer.
→ It seems that he was a famous writer. 「彼は有名な作家だったらしい。」

では、次の例文のように述語動詞が過去形の場合はどうなるでしょうか?

The girl appeared to have caught a cold. 「その少女は風邪を引いたようだった。」

述語動詞は過去形で appeared になっていて、不定詞の部分は過去形の一つ前の時制を表すので過去完了形 (had+過去分詞)になります。

that を使って時制の違いが分かりやすいように書き換えると、以下のようになります。

The girl appeared to have caught a cold.
→ It appeared that the girl had caught a cold. 「その少女は風邪を引いたようだった。」

つまり、まとめると

・述語動詞が現在形ー完了不定詞が表す時は過去形

・述語動詞が過去形ー完了不定詞が表す時は過去完了形

ということですね!

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まとめ

今回は完了不定詞について解説しました。

不定詞の部分が述語動詞が表す時制よりも以前に起こった出来事を表したい時は、完了不定詞を使いましょう!

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この記事を書いた人

2024年からブログを運営。

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